サステナビリティの考え方
当社は、ミッション「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」のもと、サステナビリティコードの制定およびマテリアリティの特定を行いました。サステナビリティ経営を通じて、企業価値の向上と地球環境の保全に努めるとともに、お客様や社員、地域社会に貢献していくことを目指しています。また、サステナビリティを日常の経営活動の一環としてより積極的に推進するため、サステナビリティ推進委員会を設置しています。
世界中のデータをつなぎ、お客様のデータ活用を強力にサポートする戦略を推し進める過程で、すべてのステークホルダーの皆様、さらに未来のステークホルダーの皆様からも共存・共栄を期待される存在であり続けるべく、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
マテリアリティの特定プロセス
1）マテリアリティ候補の選定
GRI（Global Reporting Initiative）・SASB（Sustainability Accounting Standards Board）などのガイドラインを参考に、当社のミッションを踏まえ、取り組むべきマテリアリティ候補を特定しました。
参照先の規格・ガイドライン
GRI、DJSI、SASB、ISO26000、UNGC
+
当社独自・業界に関わる社会課題
2）ステークホルダーへのヒアリングを通じた重要性の評価
当社に関わるステークホルダーに対してヒアリングを実施し、重要性を評価しました。
3）経営会議および取締役会での議論・決定
ステークホルダーへのヒアリングの結果を踏まえて、経営会議および取締役会で議論・審議の上、当社のマテリアリティを特定しました。
マテリアリティと全社戦略
上記の特定プロセスを経て、「人」、「データ連携」、「ガバナンス」、「環境」の4つのマテリアリティを特定しています。
また、ミッションおよび共有する価値観（Our Values）のもと、サステナビリティコード・マテリアリティを明確にし、全社戦略につなげています。各マテリアリティ内の具体的な社会課題への対応を通じ、企業価値向上に取り組みます。
サステナビリティコード・マテリアリティの位置づけ
サステナビリティ推進委員会の設置
コードおよびマテリアリティを踏まえて、サステナビリティを日常の経営活動の一環としてより積極的に推進すべく、経営管理本部長を委員長とした「サステナビリティ推進委員会」を設置しています。
同委員会は、企業価値向上に向け、実効的かつ継続的なサステナビリティ経営の推進を図ることを目的としています。この実現のため、多様性を考慮したメンバーで構成し、原則として月1回の定例会議を開催しています。定例会議ではサステナビリティに関する議論を行い、重要事項（コード、マテリアリティ、KPIなど）の検討・見直しやKPI進捗状況のモニタリング、社内への知見普及などを行ってきました。また、目標の達成に向け、現状および課題把握を行い、適宜改善提案を実施してきました。サステナビリティ推進委員会での議論内容は、代表取締役が出席する経営会議および取締役会に対して、付議・報告をしています。経営会議および取締役会では、同委員会からの付議・報告を踏まえて議論し、業務執行内容の監督・助言をしています。
今後も、当社の持続的な成長と社会の発展に貢献するため、環境や社会の変化に柔軟に対応し、ステークホルダーとの対話を通じて、より効果的な取り組みを進めていきます。
サステナビリティ推進委員会の位置づけ
